3月20日(月・祝)、静岡県教育部の主催として、基本動作審査に関する勉強会を静岡市民文化会館第2会議室で開催しました。
これは、4月より三段以上の段位認定試験で正式施行される基本動作審査について、できる限り公平・公正な審査が行えるよう、審査員としてのレベルアップ、採点の均質化を図るため、直前のこの時期に急遽実施することにしたものです。
当日は、県教育部の正副部長を講師とし、上級公認指導員5名と、先日の同認定試験を受験した5名の計12名が集まり、「審査員としての心構え」「基本動作審査の項目」についての座学と、審査の実技講習を行いました。
判定事例を含め細かな説明となったために座学が思いの外長くなり、実技講習の時間が多少短くなってしまいましたが、正式施行を前に、県として最低限の申し合わせはできたのではないかと思います。
勿論、今までが疎かだったとは思いませんが、今後は実技点数がいくら良くても、基本動作点も基準に達しなければ合格とならないだけに、審査する側の責任は一層重くなります。その自覚を持った上で、適正な審査を行えるよう、定期的にこうした機会を設けていきたいものです。
(報告/静岡県副教育部長:須永 哲史)