三島市身体障害者福祉会(会長・大庭雄樹さん/会員約300名)では、活動の一環として、会員を対象としたスポーツ吹矢の練習を取り入れています。昨年2月から、静岡県障害者スポーツ協会の紹介で、富士的矢支部の杉山克秀、杉山加奈江、鳥羽明の各公認指導員が、月1、2回の指導にお邪魔するようになり一年が経ちました。
障がい者とはいっても、自分のことは自分でする、困っている人を互いに助けるといったことは、健常者である私どもよりも一生懸命で、スポーツ吹矢も大変真剣に取り組んでいただき、またにこやかに楽しんでいただいています。
20名弱のメンバーのうち、弱視や足元しか見えないという視覚障がい者もいらっしゃいますが、今月7日の練習では盲導犬を連れた全盲の方も参加されました。こうした方への指導は難しい時もありますが、メンバーの皆さんに私どもが逆に励まされながら、楽しく指導にあたっているところです。
この取り組みについて、静岡県身体障害者福祉会の会報「静身会報」第94号(本年1月10日発行)へ、三島市福祉会の大庭会長が投稿してくださいましたので、紙面を紹介させていただきます。また、昨年12月に記録会を開催した際の写真も、あわせてご覧ください。
(報告/富士的矢支部:杉山 克秀 支部長)