富士的矢支部の杉山克秀、杉山加奈江両公認指導員が、1月13日に静岡県立三島南高校でスポーツ吹矢の体験指導を行いました。
これは、静岡県教育委員会スポーツ振興課が進める「運動部活動指導の工夫・改善支援事業」によるもので、「女子生徒の参加しやすい運動部活動づくり等の多様な運動部活動の形態についての実践研究」(実施要項より抜粋)として、指定された県内の高校で様々なスポーツ体験が行われているうちのひとつです。
今回は、同校の美術部と情報ビジネス部の部員を対象に、男子生徒も含め24名の皆さんに体験をしていただきました。この様子については、学校のホームページでも写真付きで紹介していただいていますので、ぜひご覧ください。
■静岡県立三島南高等学校「三南トピックス」(2016年1月13日の項を参照)
今年度、スポーツ吹矢の開催はこの1校だけですが、ほかにもヨガ、エアロビック、ピラティス、チアダンス、スポーツチャンバラ、ドッヂビー、空手を取り入れた護身術などが、各校で実施されてきました。どのスポーツでも、生徒の皆さんは喜んで楽しんでくださり、紹介する側としても大変嬉しく感じています。
スポーツ吹矢については、1時間程度の体験時間で全てが分かるわけではありませんので、集中力や腹式呼吸による心身のリラックスなどを味わっていただくようにしています。
女子高生のうち、運動部活動に参加する割合は25%ほどで、体育の授業を含めても、行われるスポーツの種類は限られているのが現状です。そうした中、普段は機会のないスポーツやレクリエーションの体験を通じて、運動習慣をつけ、生涯スポーツとして社会に出てからも続けていただければ、と思っています。
(報告/富士的矢支部:杉山 克秀 支部長)